私も、欲しい、それが私も欲しい

large  2408535634 私も、欲しい、それが私も欲しい

photo credit: Millzero Photography via photopin cc

チャペルの中で、泣いているの、私だけ。

一番後ろの席に座り、新婦が入場するのを待つ。涙を拭きつつ、少し落ち着いてきた私は、周りを観察し始める。ひと

新婦の父親は、チャペルの横の控室を通って、扉の外にスタンバイ(している模様、見えないからね)。

新婦の母親は、入場してきた新婦のベールをかぶせる役目であるらしく(のちに判明)、チャペルの後方にスタンバイ。

式場の係の人の後に母親が続き、チャペル後方へ移動。ここで係の人が、参列者の視界に入らないように立膝となります。

その動作を真似して・・・新婦の母親も立膝・・・。
慌てて、立ち上がるようにお願いする係の人・・・。ちょっと笑えた。涙拭きながら笑った。

いよいよ、新婦の入場です。

スレンダーなYちゃんに、ベアトップ(肩が出ている)のウエディングドレスは良く似合っている。手には、真っ白なバラで作ったブーケ。

母親から頭の上に上がっていたベールを下げてもらい、私の目の前を通過していきます。
うっとりするほど、綺麗です。

長いドレスの裾を、踏まないように、足を蹴り上げるようにしてヴァージンロードを進みます。

彼女が今日、この場に至るまで、どんな過去や、葛藤や、悩みがあったのかは良く分からない。ちょっとだけ、聞いている。

旦那様と一緒に生きて行こう、と決めたその中に、きっとたくさんの幸せを見ているのだと思

でも、彼女の清々しい顔と、輝くドレス姿を見ていると、胸に何かが込み上げてくる。
胸が、詰まるようなこの感覚はなんだろう。

誰かと一緒に生きていく、それは、その人の人生を半分引き受けるようなもの??
健やかなる時も、病める時も、一緒に人生を歩んでいく、一緒の人生を歩んでいくってことだよね?

旦那様の人生、彼女の人生、それぞれがお互いの人生。お互いが、お互いを気遣って生きていく、そういうことだよね?

結婚することで、彼女は、旦那様という人生を一緒に歩むパートナーを手に入れた、ということだよね。

そして、私もそれが欲しい。結婚というものに憧れる、一番は、それだ。
自分が自分以上に好きな人が出来ること、
自分が誰かに、自分以上に自分を好きだと思われること、
それが、私も欲しい。

こんなにわがままで、気が強くて、なんでも自分でやらないと気が済まない私、でも、やっぱり一人は寂しすぎる。

欲しいものは、「自分以上に大切に思える人」。私は、それが欲しい。

素敵なお式が終わり、フラワーシャワーの中、笑顔のYちゃんは退場していきました。
親族だけのお式だったので・・・真っ白なバラのブーケは、係の人の手によって、私の元に届けられました。

紙袋に入れたブーケをじっと見つめながら、地下鉄に乗って考える、私。

私も、あれが欲しい。ブーケが運んで来てくれると良いなぁ。

 

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